携帯で着うたの続き
早くも昨日の記事の修正である。3gp形式や容量300Kbを守ってもどうやらサンプリングレートとビットレートのどちらかに規制がかかっているらしい。手元で試みてダメだったファイルは
昨日の方法(携帯動画変換君によるHE-AAC V1)で作成した3gp詳細
サンプリングレート48000KHz、
ビットレートが128kbps
モノラル
202Kb
25秒
再生は勿論可能で着信音登録のみが弾かれる。これは明確なメーカーによる規制である。一度購入した曲を再度着メロで購入させるのはおかしいという消費者の反発もさることながら、私のようにマイナーな曲を着メロにしたいユーザーは販売されていないので購入することすら出来ない。規制をかけるなら発売しているCDを全て着メロとして義務的に揃えて販売しろと言いたい。
ということで色々調べたがAMRと言う形式(携帯動画変換君に拠るとドコモで使われてる)もソフトバンク携帯でOKらしいが、携帯動画変換君ではビットレートが最大8KHzこれはFFMPEG?側の仕様っぽく設定ファイル“Transcoding_3GPP_AMR.ini”を16KHzに弄っただけでエンコ途中でエラーで落ちてしまい不可だった。この音質では3GPの方がマシである。ちなみに昨日記事の自動変換サイトの高音質設定でのビットレートは多分16〜32kbpsで昨日も書いたが聴けたものではない。質の低い防水携帯のスピーカーでも分かる音質の低さである。
えせ着うた mmf形式
まぁ仕方ないのでとりあえず2chでも調べていたら、着うたフル作成についての総合質問スレを見ていたら有力な情報があった。どうやらどのキャリアも独自に規制を強いているらしく、AUの場合一旦アップロードして携帯にDLさせたりしないといけないらしい。ソフトバンクは上記スレのの>>526の書き込みが参考になった。mmf形式なら3G携帯では300KBまでOKと言うのである。ビットレート縛りでなく容量縛りなら秒数を削れば何とかなる。ちなみに823Pでも363KBのファイルで弾かれたので多分上記縛りは正しい。まとめwikiサイトでも300KB機種が多いし。
mmf形式を用いるにはこちらのmmf converter2と言うソフトとSscMA3という補助ソフト(と言うかこいつか本体だろう)が必要。こちらも同じページからDL出来る。やり方は見なくても大体分かると思うが一応忘れっぽい自分のために乗せておく。
確かvistaはダメとか書いてあったかもしれないので昨日と同じ設定をする必要があったかもしれない。
mmf converter2の操作方&やり方
設定 - 使用する音源の選択 MA7 を先に選んでおく(これで128和音らしい)
使用するフォーマット8bit PCM
チャンネルモード モノラル
音質とサイズ ファイルサイズ300
音質補正なし マスターボリュームデフォルトの127
後ビットレートの指定が出来ないのでしっかり音質を保ちたい場合は前もって曲の秒数を制限容量数で割り出して編集しておくと良い。ここによると2万4千以上は意味無し扱いか、それもそうか。
ちなみにPCでの視聴にはMidRadio PlayerというYAMAHAのソフトが別途必要だった。上記のサイトはこのようなファイル形式のまとめもありちょっと古いが参考になる。次はamc形式というのに挑戦すればより高音質な着メロがゲットできるかもしれない。
編集作業編 SoundEngine
着うたフェードアウト
どうやらただ編集するだけでなく頭とお尻をフェードイン&アウトさせた方がそれっぽく聞こえる。選択範囲は大体2秒程度が宜しい感じ。日常のツカウさんの所で初歩的な操作方法が絵入りで書いてある。他のサイトでもあるが私の場合他の作業でこのソフトは使用していたのでまぁ適当に出来る。とにかく今回のことでmp3を直接読み込ませられるようになったのは大助かりである。このソフトでwav形式を扱うと余裕で数GB単位でバックアップファイルを作るし時間もものすごいかかるから多少音質が低下しようとmp3のままはうれしい。
ノーマライズとオートマキシマイズ
ファイルを作成後、ノーマライズ&オートマキシマイズを1回づつかけたものをmmf converter?で変換したらその方が音が良かった。とにかく圧縮する際に出来るだけファイル内容を簡単な音にしておいたほうが宜しいのだろう。
EQ設定
こちらのサイトの設定を参考に初めに音を分かりやすくしてから上記ノーマライズなどを行ったほうが良いだろう。
やりかたは
音質 - グラフィックイコライザ で下記設定
* 62Hz… -9.0
* 125Hz… -5.0
* 250Hz… +8.0〜+9.4
* 500Hz… 0.00
* 1kHz… -3.0〜-4.0
* 2kHz… 0.00
* 4kHz… 0.00
* 8kHz… +1.8〜+2.8
* 16kHz… +1.2〜+2.4
ボーカル強調&低域カット
SEではボーカルカット機能が追加されたらしい。その中にプリセットとしてボーカル強調もある。試してみた感じだとブーストさせるのでマージンが無いとボーカルを弄った時点で音割れしてしまう。まず全体を下げて上げ幅を確保してからボーカルブーストする方法が良いだろうか。ああ段々めんどくさくなってきた。その他低域カットも入れると良い音に聞こえるとの事だがどうだろうか。上のEQ設定ともかぶってくる所がありそうで怖い。
映像編
動画も一応選択肢としてあるらしい。音声ファイルを動画形式にして本体に滑り込ませ着メロにしてしまうらしい。まぁ多分ガセだろうけど一応これでもPT1使いなので少しやっておく。というか大した画質でもないと思うのでいい加減めんどくさい。
まず探してきて出てきたのはこちらのスレの
>>188レス
『Windows ムービーメーカーでWMF(広域帯用ビデオ340kbps)に変換
microSD PRIVATE\MYFOLDER\My Items\WMFileフォルダに入れる 』
と言うものである。TMPGEnc以外ほとんど使ったこと無い(と言うかめんどくさい)ので出来ればパスしたいということで却下。続いて価格comのこちらの書き込み。
WMV解像度320x240(15fps)で変換したものはすべて再生出来ましたよ。
と言うことですWMVなら私が普段使っている形式なので楽ちん。早速作ってMicroSDに入れるが携帯が認識しない。何のことは無いフォルダ形式がこちらの通り
Softbankは「PRIVATE」「My item」「Videos」フォルダだと思われる。
一応ビットレートは400kbpsで320*240形式(15fps)は再生されるが3インチ横長画面なので画面上下に黒帯あり&音ずれ&コマ落ち(と言うか元々)。ちなみに823Pではワンセグのワイド320*180形式の16:9の動画は認識すらしない。同時に購入した830SHでは全ファイル認識はするが再生不可。使いこなすのは先が長いというかブラックボックスが多すぎてやりたくない。使いこなした所で実入りが少ないしもうアイフォン安く出ているし。
スパボ一括
一応スパボのことも書いておく。初期手数料2835円。メールをやりたい場合は300円位のS!ベーシックパックをつけなければならないので980円機種ではホワイトプラン980円だけで無料にはならない。980円回線だと要は300*24ヶ月=7200円月々自腹ということだ。と言うわけでメールを確実に使いつつ2年使うなら1280円機種でも7200円以下ならお得と言うわけだ。解約手数料と契約内容変更料はかからない。クレジットカード払いでは10日締め?。充電器は別売りで別途1200円位かかる。
端末はヤフオクでは発売後6ヶ月は出品禁止と言う措置を取っている。何か830SHとか確か08年10月発売なのに出回っている気がするがまあ孫氏のサービスは常に※が付くのでご愛嬌である。ソフトバンクの携帯だけヤフオクで売らせないとは何とも分かりやすい図式で逆にスキだ。発売後間もない新商品をネットオークションに出品して欲しいメーカーの方が少ないと思うのだが(笑)。
そして2ヶ月間は使用料がかかる。大体いまだと
Wホワイト 2000円
パケットし放題 1000円
S!べーシックパック 300円
安心保証パック 不明(1〜2ヶ月無料)
基本オプションパック 不明(1〜2ヶ月無料)
S!情報チャンネル 通信料のみ
がかかり、S!ベ以下S!情報までは翌日に157にTELすれば30分で解約反映される。
Wホワイトとパケし放題は締め日からの反映のため、
初月は
Wホワイト 2000円
パケットし放題 1000円
S!べーシックパック 300円
- 初期手数料2835円
翌月は
ホワイトプラン1000円
S!べーシックパック 300円
合計 8435円
これに充電器 1200円程度ということで端末代金以外にこれだけの金がかかる。
これで1280円機種S!付きだと月22円らしい。
ただとも券
2台購入すると5000円*2の商品券が1ヵ月後に送られてくるキャンペーンをやっている。
キャンペーンのやり取りがメールなのでS!べ契約は必須らしい。