ゲームマーケット2009
ゲームマーケット2009に行ってきた。忘れっぽいので感想をメモしておく。
リンクさせていただいているのはジョーコデルモンドさん、プレイゲームボードデータベース、テーブルゲームインザワールドさんほか。
購入したゲーム
キュージェット2000円レビュー:/プレイ評価
アベカエサルがずっと欲しかったのだが、価格と優先順位で後回しになっていた。既にウイナーズサークルがあるが、あちらは名作ながらどの馬が勝つと誰が有利になるのか分かりにくいので、家での評価はまぁたまに遊ぶ程度。同じレースゲームのキュージェットがどの程度メンバーになじむかは未知数だが、キュージェットは各自固有の分身を滑走させるので、各々邪魔をし合えたりして白熱具合が変わって上手く盛り上がると良い。
エルフェンランド2000円レビュー:/プレイ評価
エルフの玉座の方が現実的だったがこちらのゲームも評価が高いので気になっていた。
コンポーネントが美しいと評判だったのとゲーム性としてそれほど難易度が高くないのではと考えた。ただプレイ時間は90分程度とかなり長め。「このゲームにこれだけ時間を割くなら他のゲームの方が面白い」となりそうだが・・・・。
貴族の務め2000円5人専用ゲーム?:/プレイ評価
家は5人プレイが結構多いので悪くないかもしれない。古いゲームなのでどの程度今の感覚で人気が出るか分からないが名作ならしいので遊んでおいても良いだろう。
メイクンブレイク1500円?レビュー:/プレイ評価
家ではなにやらメイクンブレイクミニの評判が悪くない。「実はでかいのもあるんだ」と話すと常々「へぇ〜〜!」とやってみたそうな声を聞いていた。これで文句無いだろ(笑)。早速テストプレイをしてみたが個人的にはデカイ方がやりにくい。
オリエンテ500円:レビュー/プレイ評価
戦国物が好きなメンバーが約2名混ざっているので良いかなと思った。各プレイヤー同士の絡みや出世要素もありそうなのでカードゲームとしては遊び応えがあると良いなと考えているのだが。
エリコ500円:/プレイ評価
以前調べた記憶があったので購入した。値段に負けたというのもあるがその実内容はどうだろうか。
ウボンゴ2000円:雰囲気
:/プレイ評価
ジョーコルデモンドさんの所のレビューに惹かれての購入。値を下げてもらってかなりお得にゲットした。テストプレイをしてみたが中々面白い。メイクンブレイク同様時間に追われるゲームなのであまり疲れた頭に優しいゲームではない。家のゲーム会では下記3箇所でやるのが良さそう。
-序盤の場を暖める時
-メインの重たいゲーム前に頭をリセットする
-何となく盛り上がりに欠けたゲームの後に場を暖め直す
プレイしたゲーム
ドミニオン:陰謀 7月発売予定。
手番を回す最低限の知識だけで、テストプレイ参加、取得カードを知らない状態で+1〜+2アクションできる寵臣と貴族カードの価値をゲーム中盤で知る。ほぼ初印象だが手札を育てていくシステムはそんなに悪くないのではないだろうか。
よくばりキングダム
それなりにプレイした。名誉、土地、金、食料の計4つの資源を獲得しつつ宮殿(名誉4と土地1?)を2箇所に建設したら勝ちというバッティング系2人用ゲーム。実はもう1セット追加で3〜4人プレイも可能。中々面白い。
バトルアスリート
自分の分身コマをスタートからゴールまで1歩ずつマスを進ませるゲーム。個人的にはカルタヘナを思い出させる。あちらは「脱走」というテーマと洞窟で互いの足を引っ張り合う脱獄囚同士(プレイヤー)という「閉塞感漂う設定」がしっかり一致して得も言われぬ雰囲気を醸し出していて面白かった。
こちらはその辺の設定が弱く何の為にゴールに辿り着く必要があるのか明確ではなく正直盛り上がりに欠けた。ゲームシステムにはかなり良いゲームになる発展の可能性を感じさせる。ボーナスカードの内容は忠実かつスタンダードに作られており、世界観を丁寧に作ろうという意識は感じさせられた。テーマをしっかりと再考し色付けをしなおせばかなり魅力的なゲームに化ける気がした。
グーチョキパーゲーム&ベクトル将棋
意外と言っては失礼だが面白かった。将棋が好きなら、周りの将棋初心者を育成するのに用いると良さそう。地味に買うか迷った。800円位なら買ったかもしれない。
気になったゲーム
ジェムブロミニ2600円→1900円。:/プレイ評価
実はブロックスよりこちらの方が先に発売されていたらしい。プレイの雰囲気:
買うか迷ったのだがアブストラクトの人気が家は低めなので断念した。1人プレイは見本の絵を完成させるお絵かきパズルとして遊ぶらしい。カードを使ってゲームバランスに変化もたせるなど中々面白そうではあった。
クイズいいセン行きまSHOW! 2500円。
会場というよりもサイトで読んでパーティーゲームとして良さそうだと感じた。サイトによると「日本の小学一年生が1年間で出来るお友達の数の平均は?」などの「誰も答えが分からない問題」に対し回答者が各自おおよその回答を出し、最小と最多が-50点、丁度中間が+100点。と言うゲームらしい。中間がすなわち「いいセン行った人」ということだだ。お題を自分たちで作れるくらい慣れてきたらもっと面白く遊べそう。
私の世界の見方4200円。日本語訳付き。
値段が高めなのが残念だったが絶版物?らしいので発売される&日本語訳付きで欲しい人にはたまらないだろう。以前プレイしていたアップルトゥアップルが何処でも引き合いに出されているが、印象としてはこちらの方がボケとしては幅が狭く作りにくそうな気がする。その辺を楽しめるかでゲーム評価は180度変わりそうだ。
ひも電
全く遊んではいないが会場でプレイされている様子をちら見したら本当にひもを線路に見立てて行われていた。ひも自体も靴紐か文房具のひもで作られアイデアの勝利という感じである。どういうシステムを使ってゲームとして成立させているのか分からないがこれで面白ければ素晴らしいことではないだろうか。
ハウラ
ホームページも綺麗で実物も目を引く。販売しているスタッフも黄色のTシャツがお揃いでおしゃれな感じだった。
購入を断念したゲーム
チャイナ 1000円。家では王と枢機卿が今一の評判だったので・・・。
王位継承 2000円。プレイ人数が4人までだったので・・・。
ジャングルの秘宝3000円 売り切れ。
バケツ崩し1000円 売り切れ。
その他
中古ゲームが思ったよりも沢山出品されていた。出品者の方皆さん「持って帰りたくない」と話されてたので、しっかり高値で売るというよりも遊ばないゲームの保管スペースを解消したいという感じだった。開催時間の10時から17時の間に3〜4回値下げがされ、最後の方は値は形だけとなっているお店もあった。
残念だったのはゲームの名前を知らない作品は買いにくいということである。
次回はゲームマーケット前に買っても良い作品を一覧(日本語名、ドイツ語表記、内容、流通状態、一般的な価格)にして抑えてから参加した方が楽しめると思う。
*1:安くとも値段を明示して買う気があるということはそうでない作品より面白かったということである(笑)